フィギュアスケート評論同人誌「氷面鏡」vol.4
- ¥ 350
「氷面鏡」vol.4 目次 ・「かわいい」と「推し」の関係性(ひろち) 応援しているスケーターを「かわいい」と評することに余念のない筆者による、特定スケーターに向けるポジティブな感情の社会学的分析。 ・フィギュアスケート競技における、バレエ音楽「くるみ割り人形」の用いられ方を考えてみる(ユリアーネ) くるみ割り人形って確かに使われているプログラム多いけど、実際どんな曲が人気で、それはどんな場面なのか。音楽に造詣が深い筆者による調査とまとめ。 ・採点競技としてのフィギュアスケート(Leni) ルールが改正されるたびに議論が起こるフィギュアスケート。そのルールの機能性にに関する、他採点競技出身者の視点からの一意見。 ・翻案としてのアイスショー:『氷艶-月光かりの如く-』回顧(さとかず) 今夏も公演が予定され、数あるアイスショーのなかでも屈指のストーリー性を誇る「氷艶」。果たしてこのショーの文学性はいかに構築されているのか? ・横井ゆは菜「ハンガリー狂詩曲」〜キャラクター・ダンサーの集大成〜(みかん) バレエの中でも異色の存在、キャラクター・ダンス。その理念から氷上で体現したプログラムに、舞踊と音楽の観点から迫る。 ・ちょっと不思議な「大学スケート」の世界(Y.C.カエル) 始めるには敷居が高いイメージのフィギュアスケート。ところが大学の部活として始める選択肢も存在する。はたして、入部の決意の先に見える世界とは。 こんなに独自性の高いフィギュアスケートの文章が集まっているのは「氷面鏡」だけ! どうぞ今回もお見逃しのないよう、よろしくお願いします。